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CNTフィルムヒーターの概要

CNTフィルムヒーターは、新素材であるカーボンナノチューブ(CNT)を抵抗体とした、フレキシブル性の高い薄型の面状ヒーターです。

熱線タイプのヒーターとは異なり、全面を均一に発熱させることが可能です。
また、遠赤外線の輻射熱効果に優れ、より効率的に加熱対象に熱を伝えることができます。

CNTフィルムヒーターの構成

  • 基材:PETフィルム
  • CNT層(抵抗体):PET基材上にCNTをコーティング。
  • 絶縁層:PETカバーフィルム、オーバーコート層(印刷)など。
  • 端子部:ラグ端子、圧着端子等を取付け。

CNTフィルムヒーターの特長

  • 厚み0.3mm以下と薄く軽量で、高いフレキシブル性を持つ構造です。
  • 面全体を発熱させることが可能です。

  • 遠赤外線効果に優れ、金属系発熱体よりも約4~5倍の遠赤外線を放射することが可能です。

CNTフィルムヒーター 赤外分光放射率比較
オレンジ:CNTフィルムヒーター、青:金属系発熱体
  • 面状発熱の伝熱と遠赤外線の輻射熱効果により、金属系発熱体に比べて約20%の省エネが期待できます。(自社調べ)
  • ヒーターの立ち上がりが早く、目的温度まで急速に昇温することが可能です。

CNTフィルムヒーターの可能性・用途イメージ

  • 農業用ヒーター
  • 床暖房用ヒーター、壁面ヒーター
  • 屋根や道路の融雪用ヒーター
  • マットヒーター
  • ペット用シートヒーター
  • 各種筐体の結露防止、保温
  • 便座用ヒーター etc.

CNTフィルムヒーターの基本仕様

CNTフィルムヒーターはお客様の使用目的や条件に合わせたオリジナル仕様で製造します。
そのため、ご要望をお聞きした上で対応可否を検討致します。下記スペックは参考程度にお考え下さい。

対応可能サイズ ~Max. 280mm × 600mm程度
※詳しいサイズはご相談ください。
表面抵抗値 150Ω/□ (JIS-K-7149準拠)
※端子間抵抗値は形状により異なります。
厚み ・ヒーター部:約0.15mm ~ 0.3mm
・端子部(電極部):約1mm
耐熱温度 常用80℃以下 (Max100℃)
遠赤外線 [放射率] 55~90% ※金属系発熱体の場合、5~20%程度。
[範囲] 波長5nm ~ 20nm
[温度] 50℃評価放射率
温度制御 外部回路にて制御が必要です。

お問い合わせ~フィルムヒーター製造までの流れ

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